スマートホームシアターの教科書へようこそ。コンシェルジュのナオキです。
「結局、どのテレビを買えばいいの?」
「SONYとLG、どっちが映画に向いてる?」
「ランキングサイトは信用できないし…」
そう思っていませんか?
結論から言うと、巷の「おすすめテレビランキングTOP10」のような記事を参考にするのは、今すぐやめるべきです。なぜなら、その順位付けの根拠が不明確(多くの場合、売りたい順)だからです。
当ブログは「失敗しない・沼にハマらない賢い機材選び」を哲学としており、無責任なランキング記事は一切作成しません。私がランキング記事を書かない理由はこちら
この記事は「ランキング」ではありません。私がプロの視点でレビューしてきた全テレビを、世界で最も信頼できる客観的評価機関「RTINGS.com」の測定データに基づき、“整理”した「一覧リスト」です。私がRTINGS.comを信じる理由はこちら
あなたの目的は「最高の没入体験」か、それとも「価格と性能の最適解(賢い投資)」か。
この“沼回避マップ”が、あなたの「唯一の正解」を見つける最短ルートになるはずです。
※掲載している価格は執筆時点の目安(65インチ基準)であり、変動する可能性があります。また、スコアはRTINGS.comの最新データを参照していますが、測定基準のアップデートにより微動することがあります。
この記事では、レビュー済みのテレビを以下の2つの目的に分類し、「RTINGS.comの Home Theater(映画館体験)スコア」 が高い順に並べています。
- 【映画・ゲーム没入体験の極み】
- 予算よりも「最高の画質・性能」を優先したい方向け。現在の技術の頂点です。
- 【賢い投資】価格と性能の最適解(高コスパモデル)
- ハイエンドに迫る性能を持ちつつ、価格を抑えた「“沼”回避」の最適解です。
Home Theaterスコアが同点の場合は、第二優先として「Gamingスコア」の高い順で並べています。
気になるモデルが見つかったら、表の右端にある「詳細レビューを見る」ボタンから、私の徹底解説記事をぜひご覧ください。
※なお、ここに掲載した全モデルは最新規格「eARC」に対応しています。Dolby Atmos対応サウンドバーとの連携も万全ですのでご安心ください。
【1.映画・ゲーム没入体験の極み】(Home Theaterスコア順)
まずは、予算の制約を外し、「現在手に入る最高の没入体験」を追求する方向けのハイエンドモデルです。各メーカーが技術の粋を集めた「フラッグシップ級」のみを厳選した“極み”の領域です。ただし、価格も“極み”ですので、コスパ重視の方は表2のスコアと比較して冷静に判断してください。(※表2には、これらフラッグシップ機を超えるスコアを出しながら、半額近いモデルも存在します)有機ELの“焼き付き”が心配な方はこちら(RTINGS耐久テストの結論)
ナオキこのクラスになると、どのモデルも素晴らしい性能です。だからこそ、「あなたにとっての最適解」はどこにあるのか、私の結論とRTINGSの客観的データを照らし合わせて慎重に選ぶ必要があります。
※表1のモデルであっても、表2の高コスパ機にスコアで負ける逆転現象が起きています。ブランド料に注意してください
あわせて読みたい:失敗しないサウンドバーの選び方はこちら
(※表は「横スクロール」でご覧ください)
| テレビ | ナオキの結論 | RTINGS評価 (映画スコア順) | パネル | HDMI | 展開サイズ | 価格帯目安 (65インチ) | 詳細レビュー |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() LG G5 | 映画の黒を極めるならコレ ゲームも最強 | 映画: 9.0 明るい部屋: 8.7 ゲーム: 9.1 | OLED | 4(HDMI 2.1×4) | 55, 65, 77, 83 | 43万円 | 詳細レビューを見る |
![]() ![]() Panasonic Z95B | 映画・ゲーム共に抜群 全部入り最強機 | 映画: 8.9 明るい部屋: 8.2 ゲーム: 9.2 | OLED | 4(HDMI 2.1×2) | 55, 65, 77 | 49万円 | 詳細レビューを見る |
![]() ![]() SONY A95L | 史上最高の色再現 価格を許容できる人へ | 映画: 8.9 明るい部屋: 7.7 ゲーム: 8.8 | OLED | 4(HDMI 2.1×2) | 55, 65 | 74万円 | 詳細レビューを見る |
![]() ![]() SONY BRAVIA 9(XR90) | 有機ELが苦手な「明るいリビング」なら最強。 映画部屋なら有機EL勢を検討せよ。 | 映画: 8.6 明るい部屋: 8.5 ゲーム: 7.7 | LED | 4(HDMI 2.1×2) | 65, 75, 85 | 47万円 | 詳細レビューを見る |
![]() ![]() SONY BRAVIA 8(XR80) | SONYとの連携機能を最優先するならコレ 画質・コスパ重視なら迷わずLG C5へ。 | 映画: 8.2 明るい部屋: 7.0 ゲーム: 8.4 | OLED | 4 (2x HDMI 2.0, 2x HDMI 2.1) | 55, 65, 75 | 43万円 | 詳細レビューを見る |
【2.賢い投資】価格と性能の最適解(高コスパモデル)
次に、「“沼”にハマらず、賢く」最高の体験を手に入れたい40代のあなたへ。中には表1のブランド価格が乗ったモデルよりも高いスコアを叩き出しながら、価格を抑えた「最強の賢い投資」と言えるモデルたちです。
あわせて読みたい:【プロ20年の結論】予算50万でテレビ45万は“最悪の失敗”。「賢い投資」の黄金比
やっぱりA95Lとかは高すぎますね…。「賢い投資」モデルで、映画やゲームは十分楽しめますか?



もちろんです。
スコアをよく見てください。実はここにあるLG C5などは、表1の『極み』モデル(BRAVIA 9など)すら凌駕するスコアを叩き出しています。
本来なら表1に入るべき性能ですが、価格が30万円台と適正であるため、あえてこちらの『賢い投資』リストに入れています。
「高いテレビ=高画質」という常識が間違いであることが、このリストを見れば一目瞭然です。
(※表は「横スクロール」でご覧ください)
| テレビ | ナオキの結論 | RTINGS評価 (映画スコア順) | パネル | HDMI | 展開サイズ | 価格帯目安 (65インチ) | 詳細レビュー |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() LG C5 | 2025年有機ELの「賢い」最適解 | 映画: 8.8 明るい部屋: 7.7 ゲーム: 8.8 | OLED | 4(HDMI 2.1×4) | 42,48,55,65,77,83 | 29万円 | 詳細レビューを見る |
![]() ![]() TCL C8K | Mini LEDの価格破壊神 100インチ級のベスト | 映画: 8.6 明るい部屋: 8.4 ゲーム: 8.4 | LED | 4 (2x HDMI 2.0, 2x HDMI 2.1) | 65,75,85,98 | 17万円 | 詳細レビューを見る |
![]() ![]() LG B4 | 型落ち最高のコスパ 映画もゲームも一級品 | 映画: 8.3 明るい部屋: 6.8 ゲーム: 8.5 | OLED | 4(HDMI 2.1×4) | 48, 55, 65, 77 | 19万円 | 詳細レビューを見る |
![]() ![]() SONY BRAVIA 7(XR70) | 映画・ドラマ派へ ゲーム重視なら注意 | 映画: 8.3 明るい部屋: 8.3 ゲーム: 7.6 | LED | 4 (2x HDMI 2.0, 2x HDMI 2.1) | 55,65,75,85 | 26万円 | 詳細レビューを見る |
![]() ![]() TCL C7K | 予算重視の救世主。 明るさは兄貴分C8Kに譲るが、この価格でこの画質は反則級。 | 映画: 7.9 明るい部屋: 7.8 ゲーム: 7.8 | LED | 4 (2x HDMI 2.0, 2x HDMI 2.1) | 55,65,75,85,98 | 17万円 | 詳細レビューを見る |
![]() ![]() SONY BRAVIA 5(XR50) | 地デジ・ドラマ視聴の最適解。 ゲーム重視なら120Hz対応のLG B4へ。 | 映画: 7.2 明るい部屋: 7.5 ゲーム: 6.7 | LED | 4 (2x HDMI 2.0, 2x HDMI 2.1) | 55,65,75,85,98 | 22万円 | 詳細レビューを見る |
【重要】REGZA、AQUOS、Samsungなどがリストに無い理由
ナオキさん、日本の「REGZA」や「AQUOS」、世界1位の「Samsung」、あとコスパ最強と言われる「ハイセンス」が入っていませんが、書き忘れですか?



いいえ、意図的に外しています。 当ブログは「RTINGS.comの客観的測定データ」を絶対的な基準としていますが、その基準に照らし合わせると、これらのメーカーはどうしても掲載できない「明確な理由」があるのです。 読者の皆様が「名前だけで選んで失敗」しないよう、その理由を包み隠さず解説しておきます。
1. REGZA(レグザ):データが存在しない
日本国内で不動の人気を誇るREGZAですが、現在は北米市場で展開していないため、RTINGS.comにレビューデータが存在しません。
「画質が良い」という日本の口コミは多いですが、当ブログの「客観的な数値(輝度、コントラスト比、色域カバー率など)で比較する」というルール上、データがない以上は評価対象外とせざるを得ません。「推測」でランキングに入れることは、プロとして無責任だと考えるからです。
あわせて読みたい:プロがデータで回答:REGZAがRTINGSに無い“本当”の理由
2. SHARP AQUOS(アクオス):世界市場での競争力低下
SHARPも同様に、北米市場でのテレビ販売縮小に伴い、2023年以降の主要モデルがRTINGS.comでレビューされていません。
厳しい言い方になりますが、「世界中のテックメディアが注目するレビュー対象(競合)」に入らなくなったという事実自体が、世界市場における競争力の低下を物語っています。最新の客観的データが存在しない以上、他社の最新モデルと公平な比較ができないため、本リストからは除外しています。
3. Hisense(ハイセンス):「中身が別物」のリスク
最も注意が必要なのがハイセンスです。RTINGS.comでは「U8N」などが非常に高い評価を得ていますが、これは「北米モデル」の話です。
テレビ業界には、同じ型番でも販売地域によって中身(パネル、映像エンジン、バックライト制御)を変える慣習があります。特にハイセンスの日本モデルは、REGZAの技術を流用するなど独自仕様となっており、RTINGSが高評価した北米モデルとは「中身が別物」であるケースが多々あります。
「RTINGSで高評価だから」と日本でハイセンスを買うと、期待した性能が得られない(=沼にハマる)リスクが高いため、当ブログでは「賢い投資」として推奨していません。
あわせて読みたい:プロの警告:RTINGS高評価を信じて「ハイセンス」を買うと失敗する理由
4. Samsung(サムスン):日本市場での入手性・保守問題
RTINGS.comのランキングを見れば、Samsung製テレビが上位を席巻しています。しかし、Samsungは現在、日本のテレビ市場から事実上撤退しており、国内での正規入手ルートや故障時の保守サポート体制に不安が残ります。
「失敗しない・沼にハマらない」を掲げる当ブログとして、万が一の故障時に「修理できない・たらい回しにされる」リスクがある製品は、いくら性能が良くても推奨できません。したがって、当ブログでは対象外としています。
この“マップ”をどう使うか?



さて、レビュー済みのテレビを客観的なデータで“整理”してみました。いかがでしたでしょうか?
巷のランキングサイトでは、これらのモデルがごちゃ混ぜになって紹介されているか、あるいはMini LEDの「輝度(明るさ)」だけを切り取って「有機ELを超えた!」と謳(うた)う記事さえあります。
しかし、私たちが求める「映画の没入感」において、完璧な“黒”を表現できる有機ELの優位性は、ランキングのトップ層を有機ELが独占していることからも分かる通り、 揺らいでいません。なぜMini LEDが有機ELに勝てないのか?詳しくはこちら
あなたの「視聴環境」と「目的」で選ぶ
このリストを眺めながら、ご自身の環境を想像してみてください。
- 「映画やゲームの世界に完全に没入したい。」
- → 迷わず「1. 没入体験の極み」から選んでください。
- 「性能は欲しいが、予算は抑えたい。ゲームもよくやる」
- → 「2. 賢い投資」の LG C5 は、まさにそのための「最適解」です。最適なテレビサイズ(視聴距離)の決め方はこちら
まとめ:ランキング検索を卒業し、客観的データで「賢い投資」を
この記事は、私がレビューするテレビが増えるたびに更新していく「生きたマップ」です。
もう、根拠のないランキング記事を渡り歩く必要はありません。
このリストと、私が「RTINGS.com」の客観的データをどう読み解いているかの詳細レビュー記事を併用すれば、あなたは「40代からの賢い投資」 として、失敗のないテレビ選びが必ずできるはずです。
一覧で見られてスッキリしました! 僕は「賢い投資」のLG B4が気になります。詳細レビューを読んでみます!



ありがとうございます。最高のテレビを選んだら、次はその性能を120%引き出す「環境構築」です。特にテレビの設定や配線整理は“沼”にハマりやすいポイントなので、以下の記事もぜひ参考にしてください。
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