「テレビがレグザだから、サウンドバーもレグザがいいかな?」 「アクオスで揃えれば、リモコンひとつで動くよね?」
もし今、あなたが家電量販店の店頭やネットショップでそう考えているなら、一度その手を止めてください。その選択は、将来99%後悔することになります。
結論から言います。 テレビとサウンドバーのメーカーを揃えるメリットは、現代において「ゼロ」です。
かつてのアナログ時代ならいざ知らず、現代のデジタル接続において「純正」にこだわることは、選択肢を狭め、割高な製品を掴まされ、将来の買い替えで損をする「最悪の選択」になりかねません。
この記事では、業界歴20年の私が、なぜ「純正サウンドバー(特に国内家電ブランド)」を推奨しないのか、その客観的な理由と、40代が選ぶべき「本当に賢い投資先」を論理的に証明します。
Sonos Beam (Gen 2)
「純正」を検討する予算に少し足すだけで手に入る、世界標準の正解です。
テレビのメーカーに関係なく電源・音量は連動し、将来テレビを買い替えても「最高の音」はそのまま残ります。
Amazonが配送も早く、価格も最安値の傾向にあります。まずはAmazonの在庫と価格をチェックし、楽天のポイント還元と見比べるのが賢い買い方です。
※在庫僅少・価格変動あり。リセールバリュー(売却価格)も圧倒的に高いのが特徴です。

▼お忙しい方へ:この記事の結論
- 接続の罠: 「HDMI CEC」のおかげで、メーカーが違ってもリモコン連動は100%可能です。純正の優位性はありません。
- 音質の罠: 「映像のプロ(TVメーカー)」より「音のプロ(専業メーカー)」の方が、同じ価格なら圧倒的に高音質です。
- 資産の罠: 純正バーはテレビを買い替えると「ゴミ」になりますが、SonosやJBLは「資産」として残ります。
定価6万円クラスの「Sonos Beam (Gen 2)」も、5年使えば1日あたり約33円。
純正品を買って「こんなもんか」と妥協するより、毎日ジュース1本我慢するだけで、自宅が「映画館」に変わります。
Amazonが配送も早く、価格も最安値の傾向にあります。まずはAmazonの在庫と価格をチェックし、楽天のポイント還元と見比べるのが賢い買い方です。
理由1:メーカーを揃える必要なし。「HDMI CEC」を知れば世界が変わる
あなたが純正を選ぼうとする最大の理由は、「テレビのリモコンで音量を変えたいから」「電源を一緒に切りたいから」ではありませんか?
ご安心ください。その悩みは15年以上前に解決されています。
魔法の規格「HDMI CEC(リンク機能)」とは
現在販売されているほぼ全てのテレビとサウンドバーには、HDMI CEC(Consumer Electronics Control) という世界共通の制御信号が搭載されています。
- 東芝: レグザリンク
- シャープ: AQUOSファミリンク
- パナソニック: ビエラリンク
- ソニー: ブラビアリンク
これらは名前が違うだけで、中身は同じ「HDMI CEC」という世界共通規格です。
つまり、「レグザ」に「アメリカ製のSonos」を繋いでも、「AQUOS」に「JBL」を繋いでも、以下の機能は当たり前に動作します。
- テレビの電源ON → サウンドバーもON
- テレビの電源OFF → サウンドバーもOFF
- テレビのリモコンで音量上げ下げ → サウンドバーが反応
メーカーを揃えないと不具合が起きるというのは、もはや都市伝説です。「リンク機能」という言葉で純正へ誘導するメーカーのカタログに、惑わされないでください。
「HDMI接続」や「eARC」についてより詳しく知りたい方は、以下の解説記事も併せてご覧ください。これを知るだけで”沼”を回避できます。

理由2:「映像屋」のスピーカー vs 「音響屋」のスピーカー
「餅は餅屋」という言葉があります。
テレビメーカーはあくまで「映像のプロ」であり、音響のプロではありません。
RTINGS.comのデータが存在しない「不都合な真実」
私は普段、世界最高峰の評価機関「RTINGS.com」のデータを元にレビューを行いますが、レグザ、アクオス、ビエラ等の純正サウンドバーは、RTINGSに掲載されていません。
なぜか? 理由は残酷ですがシンプルです。
「世界市場(北米市場)で競争力がないから」です。
日本国内では知名度のあるこれらのブランドも、サウンドバーという激戦区においては「ガラパゴス商品」に近い立ち位置です。
※補足:SONYとLGは例外です
SONYとLGは世界的なオーディオメーカーとしての側面も持ち、RTINGSでも高く評価されているモデル(HT-A9M2やS95QRなど)が存在します。しかし、それらも「テレビと同じメーカーだから」選ぶのではなく、「性能が良いから」選ばれるべきものです。
一方、音響専業メーカーであるSonos(ソノス)、JBL、Boseは、世界中で熾烈な競争を勝ち抜き、RTINGS等の第三者機関で常に厳しいテストに晒されています。
同じ3万円〜5万円のコストを掛けるなら、「日本国内でしか売られていないテレビ付属品」よりも、「世界中で評価され、磨き上げられた音響機器」の方が、圧倒的にコストパフォーマンス(音質)が高いのは自明の理です。
理由3:純正バーは「テレビの付属品」。専業バーは「独立した資産」
これが最も重要な視点です。
もしあなたが「レグザの純正サウンドバー」を買ったとします。
3年後、テレビが壊れて「次は有機ELのSONYブラビアにしよう」と思った時、手元に残った「REGZAロゴの入ったサウンドバー」をどうしますか?
- SONYのテレビの下にREGZAのバーを置くのは、デザイン的にちぐはぐでカッコ悪い。
- 中古で売ろうとしても、「レグザ専用」というイメージが強く、二束三文でしか売れない。
結果、テレビと一緒に捨てることになります。
Sonosなら「資産」として残る
対して、音響専業メーカーの製品(Sonos Beam Gen 2など)は、テレビのブランドを選びません。
どのメーカーのテレビに買い替えても、デザインはマッチし、最高の音を鳴らし続けます。
そして何より、リセールバリュー(再販価値)が異常に高い。
Sonos製品はブランド力が強く、数年使ってもメルカリやヤフオクで高値で取引されます。
- 純正バー: 使い捨ての「消耗品」
- 専業バー: 価値が残る「資産」
40代の賢い投資として、どちらが正解かは明らかでしょう。
【プロの比較】純正バー vs 世界標準の最適解
| 比較項目 | Sonos Beam (Gen 2) | 国内メーカー 純正バー全般 | JBL Bar 1000 |
|---|---|---|---|
| ターゲット | 失敗したくない 全ての人 | 思考停止で 純正を選ぶ人 | 圧倒的な 没入感が欲しい人 |
| 音質評価(RTINGS) | 映画: 7.2 会話/TV: 7.5 | データなし (測定不能) | 映画: 7.6 会話/TV: 8.2 |
| リモコン連動 | ◎ (HDMI CEC) 全メーカー対応 | ○ (純正リンク) 他社TVだと違和感 | ◎ (HDMI CEC) 全メーカー対応 |
| 拡張性 (将来性) | ◎ (最強) 後からウーファー等 無線で追加可能 | × (ほぼ無し) 使い捨て前提 | ○ (完結型) リアスピーカー 分離合体式 |
| 資産価値 (リセール) | 極めて高い 値崩れしにくい | 低い TVと運命共同体 | 高い 人気モデル |
| 価格 (目安) | ミドルクラス (賢い投資) | エントリー〜ミドル (割高感あり) | ハイエンド (最高峰) |
| 在庫確認 |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
※価格は執筆時点の実勢価格目安。純正バーは「安心料」が上乗せされているとお考えください。
「いきなり10万円超えのJBLは家族の承認が降りない…」
そんな方こそ、まずはSonos Beam (Gen 2)を選んでください。飲み会1回分を我慢して積み立てれば届く範囲で、生活の質が激変します。
Amazonが配送も早く、価格も最安値の傾向にあります。まずはAmazonの在庫と価格をチェックし、楽天のポイント還元と見比べるのが賢い買い方です。
【※重要】性能を半減させないための「合わせ買い」提案
サウンドバーの性能を100%引き出すには、テレビと繋ぐ「HDMIケーブル」の品質が命です。
特にeARC対応のSonosやJBLを使う場合、数年前の古いケーブルや、テレビの付属品を使い回すと、音切れやノイズの原因になります。
「数万円のスピーカーを買ったのに、千円のケーブルをケチって台無しにする」
これほどもったいないことはありません。必ず「Ultra High Speed」認証を受けた最新ケーブルを一緒にカートに入れてください。
※「高いケーブル」を買う必要はありません。以下の記事で解説している通り、認証済みであれば安価なもので十分です。

画質・音質チェックのための必須環境
せっかくSonosやJBLを手に入れても、観ているのがYouTubeの圧縮された音声や、地デジの放送波では、その真価の半分も発揮できません。
「映画館のような重低音とサラウンド」を体験するには、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応したVODサービスが必須です。
「まだU-NEXTやNetflixに入っていない」、あるいは「Amazonプライムビデオだけで満足している」という方は、機材への投資が無駄になっています。
以下の記事で、40代が選ぶべき「高画質・高音質VOD」の正解を解説しています。

FAQ:純正サウンドバーに関するよくある質問
まとめ:メーカーの呪縛から解き放たれよう
最後に、もう一度だけ繰り返します。
- レグザ・アクオス・ビエラの純正バー: テレビを買い替えたらゴミになる「消耗品」。
- Sonos Beam (Gen 2): どのテレビでも最高性能を発揮し、高く売れる「資産」。
「純正で揃える」という思考停止は、メーカーにとっては都合の良い顧客ですが、あなたにとっては機会損失でしかありません。
もしあなたが、予算を抑えつつも「失敗しない賢い選択」をしたいなら、Sonos Beam (Gen 2) が唯一の正解です。
そして、もし予算が許し、リアスピーカーを置く覚悟があるなら、JBL Bar 1000 があなたの部屋を本物の映画館に変えます。
あなたのシアターライフが、「とりあえず」の妥協ではなく、「感動」の毎日になることを願っています。
Amazonが配送も早く、価格も最安値の傾向にあります。まずはAmazonの在庫と価格をチェックし、楽天のポイント還元と見比べるのが賢い買い方です。