40代を迎え、ようやく自分の時間や空間を大切にしたいと考えるようになった。そんなあなたにとって、リビングの中心にあるテレビの存在は、思った以上に大きいものですよね。
「テレビ周りがごちゃごちゃして、どうも落ち着かない…」
「もっとリビングを広く、スッキリ使いたい」
「どうせなら、友人が遊びに来た時に『おっ』と言わせるような、洗練された空間にしたい」
もし一つでも当てはまるなら、テレビの壁掛けは、あなたのリビングを劇的に変えるための、最も賢い投資かもしれません。
この記事では、シアターコンシェルジュとして20年以上、様々なお客様のリビングを見てきた私が、「これ以外考えられない」と断言できる唯一の壁掛け金具と、誰でも自分でできる完璧な設置方法を、余すところなくお伝えします。
もう、無数の商品を比較して悩む必要はありません。この記事を最後まで読めば、失敗することなく、理想の空間を手に入れることができます。一緒に見ていきましょう。その前に、ホームシアター構築の全体像(“沼”にハマらない唯一のロードマップ)をまだご覧になっていない方は、まずはこちらからお読みください。
色々見てきた結論として、40代の方が賃貸・持ち家問わず、自分で安全にテレビを壁掛けするなら、選ぶべき金具は「FLOAT(フロート)」一択です。
そして、多くの人が見落として失敗する配線処理は「壁美人 配線モール」を使えば、プロ並みに美しく仕上げられます。
この記事では、なぜこの組み合わせが最適なのか、その理由と具体的な設置方法を徹底的に解説していきます。
まずは「FLOAT」がどんな製品か、公式サイトでその美しいデザインを確認してみてください。
なぜ今、40代のあなたにテレビ壁掛けを本気でおすすめするのか
そもそも、なぜ私がここまでテレビの壁掛けを推奨するのか。それは、40代のライフスタイルに計り知れないメリットをもたらしてくれるからです。
- リビングが驚くほどスッキリし、生活空間が広がる: テレビ台がなくなるだけで、リビングの圧迫感が消え、想像以上に空間が広く感じられます。掃除も圧倒的に楽になりますよ。また、テレビ台の縛りがなくなることで、映画の没入感を最大化する「理想の視聴距離」も自由に調整できるようになります。
- 地震対策としての絶大な効果: テレビ台に置いているだけでは、大きな揺れで転倒するリスクが常にあります。数十万円のテレビが一瞬で壊れるだけでなく、非常に危険です。壁にしっかり固定することは、最も確実な地震対策の一つです。
- 子どもやペットが画面に触れるのを防ぐ安全性: 小さなお子さんやペットがいるご家庭では、画面を触られたり、倒されたりする心配がつきません。壁掛けにすることで、そうしたヒヤリハットから解放されます。
- 何より「自分だけの城」を手に入れたような満足感: 美しく設置された壁掛けテレビは、もはや家電ではなく、インテリアの一部です。映画を観る時間が、今までとは比較にならないほど特別なものになる。この満足感こそ、最大のメリットかもしれません。
ナオキ壁掛けで設置の自由度が上がると、「最適な視聴距離」も追求したくなりますよね。実は、映画の没入感はテレビの「大きさ」ではなく「視野角」で決まります。その“正解”については、こちらの記事で詳しく解説しています。
あわせて読みたい:“映画館の没入感”で導く「最適視聴距離」の結論
メリットは分かったけど、やっぱり金具選びが難しそう…。種類が多すぎて、どれが自分の家に合うのかさっぱり…。



その気持ち、痛いほど分かります。だからこそ、プロの僕がいるんです。無数の選択肢の中から「これさえ選んでおけば間違いない」という答えを、今からお見せしますね。
結論:私が20年間見てきた中で「これ一択」の壁掛け金具


結論から言うと、40代の皆さんが「失敗しない・沼にハマらない」ための壁掛け金具は、eight livingさんの「FLOAT(フロート)」、これ一択です。
なぜ、私がここまで断言できるのか。それは、FLOATが他の製品にはない、圧倒的なアドバンテージを持っているからです。
- 業者いらずで圧倒的に高コスパ: 本格的な壁掛け工事を業者に頼めば、安くても5〜8万円はかかります。FLOATなら、金具代だけで済み、自分で設置できるため、コストを大幅に抑えられます。
- 賃貸でもOK!驚くほど簡単な原状回復: FLOATは石膏ボードの壁に、石膏ピンを打ち込んで固定する仕組みです。抜いた後の穴はほとんど目立ちません。付属の補修材(※後述しますが100均のもので十分です)を使えば、ほぼ完璧に元通りにできます。
- DIY初心者でも安心の設置しやすさ: 製品に「水平器」が付属しているのが、地味ながら最高のポイントです。DIYで最も難しい水平出しが、誰でも簡単にできてしまいます。
- 大型テレビも余裕の安心設計(耐荷重50kg): 見た目はスリムですが、耐荷重はなんと50kg。最近の大型有機ELテレビでも20kg〜40kg程度なので、余裕で対応可能です。
【プロの視点】将来のサウンドバー増設まで見越した耐荷重
この「耐荷重50kg」というスペックが、後々の拡張性を考える上で非常に重要になってきます。
例えば、当ブログで推奨している機材でシステムを組んだ場合を想定してみましょう。
| 機材名 | 紹介記事 | 重量 |
|---|---|---|
| LG 77インチ有機ELテレビ (OLED77G5PJB) | こちらの記事 | 33.6kg |
| Bose Smart Ultra Soundbar | こちらの記事 | 5.8kg |
| サンワサプライ サウンドバーマウント | こちらの記事 | 1.0kg |
| 合計重量 | 40.4kg |



いかがでしょう?将来的に77インチの大型テレビと本格的なサウンドバーを導入しても、合計重量は40.4kg。耐荷重50kgのFLOATなら、全く問題ないことが分かりますよね。この「将来の拡張まで見据えた安心感」こそ、私がFLOATを唯一無二だと評価する大きな理由です。



なぜ僕が「大型テレビ」と「サウンドバーセット」の組み合わせを推奨するのか。それは、40代の皆さんが“沼”にハマらずに最高の没入体験を得るための「唯一解」だからです。その理由は、以下の記事で詳しく解説しています。




【信頼性の証明】この記事から買っても私には1円も入りません
ここで一つ、正直にお伝えしたいことがあります。
今回ご紹介している壁掛け金具「FLOAT」は、メーカーさんの直販サイトでしか購入できず、いわゆるアフィリエイトリンクではありません。
正直なところ、この記事から商品が売れても私には1円も入りません(笑)。
しかし、それを差し引いても、40代の皆さんに「壁掛けで絶対に失敗してほしくない」という想いから、プロとして本心でおすすめできるのが、この製品なんです。
え、そうなんですか!? なんだか、逆にすごく信頼できる…



ありがとうございます。私の使命は、皆さんが「賢い投資」で最高の体験を手に入れるお手伝いをすること。ただ、それだけなんです。当ブログの運営ポリシーについてはこちら
公式サイトで、そのこだわりをぜひチェックしてみてください。
【超重要】テレビ壁掛けで9割の人が見落とす「配線処理」という罠


さて、最高の金具を選んだところで、絶対に忘れてはならないのが「配線処理」です。
せっかくテレビを美しく壁掛けにしても、ケーブル類が垂れ下がっていたら、すべてが台無し。一気に「素人っぽい残念な部屋」になってしまいます。
そこで私が推奨するのが、「壁美人 配線モール」です。
もちろん、モール以外にも配線を「隠す・束ねる・浮かせる」ための様々なテクニックがあります。テレビ周りの配線整理術の全ては、以下の記事で徹底的に解説していますので、必ず合わせてお読みください。
あわせて読みたい:テレビ周りの配線地獄を“完全終了”させる全手順


この製品は、石膏ボードにホッチキスで固定するタイプなので、壁に大きな穴を開ける必要がありません。
コーナーパーツも活用すれば、壁の角も美しく処理できます。テレビから下のコンセントまで、このモールでケーブルを隠すだけで、見違えるほどスッキリとしたプロ級の仕上がりになりますよ。
ごちゃごちゃした配線から卒業し、完璧なホームシアターを完成させましょう。



ちなみに、壁の中をケーブルが通っているように見せるには、スリムHDMIケーブルが必要になる場合があります。ケーブル選びで失敗しないための知識も、ぜひ合わせてご覧ください。こちらの記事
そもそもeARCとは?HDMIの基礎知識はこちら
※注意点:FLOATのデメリットと賢い対処法
完璧に見えるFLOATですが、注意点が2つだけあります。
- 石膏ピンの跡が残る
- これは事実ですが、前述の通り画鋲レベルの小さな穴です。FLOATの公式サイトでは専用の補修材も売っていますが、正直なところ、100円ショップで売っている「壁の穴埋めパテ」で十分です。これで驚くほど綺麗に消せます。
- 石膏ボード以外の壁材には対応していない
- コンクリート壁や土壁などには設置できません。日本の多くの住宅は石膏ボードなので問題ないことが多いですが、設置したい壁をコンコンと叩いてみて、軽い音がするかどうかを事前に確認しておきましょう。
うちはコンクリート壁だから、結局ダメなのか…。



諦めるのはまだ早いです!もしコンクリート壁や、壁にピンを刺すこと自体に抵抗がある場合は、”壁掛けの沼”を回避する「もう一つの最適解」があります。FLOATとはアプローチが異なりますが、多くの方が満足されている「EQUALS WALL V3」という選択肢です。こちらの記事で詳しく解説していますよ。コンクリート壁でも諦めない。“もう一つの最適解”はこちら
また、設置が完了したら、最高の映像体験のために「フィルムメーカーモード」の設定も必ず確認しておきましょう。
まとめ:最高の金具で、人生が変わるリビングを手に入れよう
今回は、私が20年間プロとして活動してきた中で、唯一「これしかない」と断言できる壁掛け金具「FLOAT」と、その仕上がりを完璧にする「壁美人 配線モール」をご紹介しました。
- 結論、金具は「FLOAT」一択。 賃貸OK、高耐久、DIYも簡単。
- 将来の大型テレビ&サウンドバー導入まで見越した安心の耐荷重。
- 配線処理を制する者が、壁掛けを制す。 「壁美人 配線モール」でプロの仕上がりを。
- デメリットも、100均グッズで賢く対処可能。
テレビを壁に掛ける。たったそれだけのことですが、リビングの景色が変わり、日々の暮らしの満足度が大きく向上します。それは、あなたの人生を豊かにする「賢い投資」に他なりません。
もう迷う必要はありません。最高の壁掛け金具で、あなただけの理想の空間を手に入れてください。
