【専門家レビュー】EQUALS WALL V3は「妥協」ではない。“壁掛けの沼”（賃貸・コンクリ壁）を回避し、配線地獄を終わらせる“唯一の環境投資”だ。

「音の結論（サウンドバーセット）」を手に入れ、「映像の結論（大型テレビ）」も手に入れた。
しかし、なぜか“異次元の没入感”に浸りきれない……。

シアターコンシェルジュのナオキです。
その原因、わかります。あなたの視界の隅に、生活感丸出しの「配線地獄」や、ホコリをかぶった「AVラック」が入ってきてしまうからですよね。

「よし、本気で環境構築だ！テレビを壁掛けにしよう！」

そう意気込んだものの、あなたは今、「最大の“沼”」の前に立ち尽くしているはずです。

結論から言うと、「壁寄せスタンド」は“妥協案”などではありません。
特に、EQUALS（イコールズ）の「WALL V3」は、「壁に穴を開ける」という最大の“沼”を完全に回避しつつ、本物の壁掛けと“同等”のスマートな没入体験を実現する、40代にとって「最強の“賢い”環境投資」です。

この記事は、「テレビスタンドおすすめ10選」のような無責任なものではありません。
なぜプロの私が、数ある選択肢の中で「EQUALS WALL V3」一択だと断言するのか。そのすべての理由を、スマートホームシアター構築の視点で徹底的にレビューします。

なぜ「本物の壁掛け」が“沼”になるのか？

• 沼1：賃貸の原状回復リスク
  • FLOATは石膏ボードピンなので「穴が小さい」のがウリですが、それでも穴は開きます。退去時のトラブルや修繕費を想像すると、心理的ハードルは非常に高いですよね。
• 沼2：コンクリート壁という「物理的な壁」
  • これはもう、どうしようもありません。マンションの構造壁がコンクリートの場合、DIYレベルでは絶対に穴は開けられません。
• 沼3：家族（特に妻）の同意
  • 「壁に穴を開ける」という行為は、多くの場合、家族（特に奥様）の強烈な反対に遭います。「そんな大事なこと勝手にしないで！」と、シアター構築どころではなくなるリスクです。

「壁寄せスタンド」なら何でも良い、は大きな間違い。

では、「壁寄せスタンド」なら何でもいいのでしょうか？ 答えは「NO」です。

巷のランキングサイトでは、数千円の安価なスタンドも「おすすめ」として紹介されています。しかし、それは「賢い投資」ではなく「危険な浪費」です。

• 安物買いの“沼”1：耐震性の欠如
  • 高価な65インチ、77インチの大型有機ELテレビを支えるんですよ？ 地震で倒れたらどうしますか？ テレビが壊れるだけでなく、家族が怪我をするかもしれません。
• 安物買いの“沼”2：配線が「隠れない」
  • これが最悪です。「壁寄せ」にしたのに、スタンドの支柱の裏にケーブルが丸見え… これでは何のためにAVラックを捨てたのか分かりません。生活感が丸出しで、没入感はゼロです。

プロが「EQUALS WALL V3」一択と断言する3つの理由

理由1：「配線地獄」が“完全”に終わる、プロ仕様の隠蔽構造

電源ケーブル、HDMIケーブル（PS5用とサウンドバー用で2〜3本）、アンテナ線… これらすべてを支柱の中に飲み込ませ、スタンドの足元からスッキリと出すことができます。

理由2：震度7クリア。「投資」としての圧倒的な安全性

震度7での耐震試験をクリア（※メーカー公表値）

この「安全性」こそが、数十万円の大型テレビを預けるに値する「信頼の証」です。安物を買って「倒れるかも…」とビクビクするのは、賢い40代のやることではありません。これは「機材を守るための投資」です。

理由3：シアター構築のための「完璧な拡張性（オプション）」

【最重要】シアターの結論は「オプション棚板」にあり

V3本体だけでは、まだ完成ではありません。以下のオプション棚板を組み合わせることで、初めて「スマートホームシアター」が完成します。

結論1：サウンドバー棚板（JBL Bar 1000 / Bose Ultraに最適）

この専用棚板は、テレビの前面にサウンドバーが来るように設計されており、まるでテレビとサウンドバーが一体化したかのような美しい設置が可能です。

• JBL Bar 1000 の場合：
  • 棚板は「Lサイズ」を推奨します。Bar 1000（幅88.4cm ※本体のみ　幅119.4幅※リアスピーカーと本体接続時）を余裕をもって設置できます。JBL Bar 1000の詳しいレビューはこちら
• Bose Ultra Soundbar の場合：
  • 棚板は「Lサイズ」を推奨します。Bose Ultra（幅104.5cm）にも対応可能です。（※念のため、公式サイトで棚板の最終的な耐荷重とサイズをご確認ください）Bose Ultra Soundbar「完成形」のレビューはこちら

結論2：棚板ラージサイズ（PS5 / Xboxに最適）

この「棚板ラージサイズ」は、現行の大型ゲーム機を置くために設計されたかのような“最適解”です。

• PS5（現行モデル）の巨大な筐体も、横置きで安定して設置可能。
• Xbox Series X ももちろん余裕です。
• この棚板からテレビ、サウンドバーへのHDMIケーブルも、すべて支柱の裏を通じて隠蔽できるため、ゲーム機周りも驚くほどスッキリします。PS5/Xboxの最強シアター設定はこちら

【口コミ分析】ネガティブな声と、組み立ての注意点

ネガティブな声1： 「組み立てが大変。重すぎる」
ナオキの見解： はい、これは事実です。V3は非常に重いです。しかし、前述の通り、その「重さ」こそが震度7に耐える「安全性」の証拠です。40代男性なら一人でも可能ですが、安全のため、特に大型テレビを最後に取り付ける際は、必ず二人で作業してください。「軽い＝正義」ではないのです。

ネガティブな声2： 「値段が高い」
ナオキの見解： 確かに、数千円のスタンドと比べれば高価です。しかし、これは「消費」ではなく「投資」です。「AVラックを捨てる費用」「配線モールを買う費用」「地震でテレビが壊れるリスク」…これらすべてを回避できると考えれば、数万円の投資は圧倒的に「賢い」と私は断言します。

まとめ：「本物の壁掛け（FLOAT）」と「EQUALS V3」の“正しい”使い分け

結論は明確です。
あなたの「環境」で選ぶべき“結論”は、すでに決まっています。

• 「持ち家」または「賃貸でも（石膏ピンで）穴あけ・DIYに覚悟を決められる」
  • 結論： 「FLOAT（本物の壁掛け）」が“理想の解”です。→【賃貸OK】本物の壁掛け（FLOAT）レビューはこちら
• 「賃貸」または「コンクリート壁」で、“絶対に穴を開けられない・開けたくない”
  • 結論： 「EQUALS WALL V3」が“現実的な最適解”であり、あなたの“唯一解”です。

「壁寄せ」を“妥協案”として選ぶのは、今日で終わりにしましょう。
これは、“沼”を回避するための、最も「賢い環境投資」です。