「結局、俺はどのBRAVIAを買えばいいんだ?」
あなたは今、家電量販店のテレビ売り場や、Amazonの無機質な商品ページの前で、腕組みをして悩んでいませんか?
かつての型番(X90LやA80Lなど)が一新され、「BRAVIA 9 / 8 / 7 / 5」というシンプルな数字になりました。しかし、シンプルになったのは名前だけ。中身の違い、特に「価格差ほどの価値が本当にあるのか?」は、カタログを見ただけでは絶対に分かりません。
今回は、20年以上のホームシアター経験を持つ私が、RTINGS.comの客観的データを元に、SONY BRAVIAの「階級」を残酷なまでに明確化します。
▼ 結論、迷ったらこの2択
① 妥協なき最高峰(リビングの王様)
SONY BRAVIA 9 (XR90)
「昼間のリビングでも映画館」を実現する、Mini LEDの到達点。予算があるなら迷わずこれ。
② 賢者の選択(ハイコスパ)
SONY BRAVIA 7 (XR70)
実は「9」とエンジンは同じ。視野角と反射防止を妥協できれば、数十万円浮く「最も賢い投資」。
▼お忙しい方へ:この記事の結論
- BRAVIA 9 (XR90): 【富裕層・リビング派】 圧倒的な明るさ。昼間のリビングでも画質劣化ゼロ。予算無制限ならこれ一択。
- BRAVIA 8 (XR80): 【有機EL信者】 SONYで有機ELが欲しいならこれ。ただしコスパはLGに劣る。
- BRAVIA 7 (XR70): 【40代の最適解】 真正面から見るなら「9」に肉薄する画質。コスパ最強。
- BRAVIA 5 (XR50): 【地デジ専用】 ゲーマーは回避せよ。120Hz非対応のリスクあり。
Amazonが配送も早く、価格も最安値の傾向にあります。まずはAmazonの在庫と価格をチェックし、楽天のポイント還元と見比べるのが賢い買い方です。
例えば「BRAVIA 7」なら、実売30万円弱としても、5年使えば1日あたり約160円。毎日のコンビニコーヒー1杯分を我慢するだけで、リビングが「極上の映画館」に変わります。妥協して5年間モヤモヤするより、今日決断して明日からの生活を変えませんか?
※在庫僅少・価格変動あり。セール時期は数万円単位で価格が動くため要注意。
そもそも、なぜ「SONY」を選ぶのか?
他社(LGやTCL)の方が安い。それは事実です。
それでも40代の私たちがSONY BRAVIAを選ぶべき理由は、たった一つ。「画作りへの執念」と「純正サウンドバーとの連携」にあります。
特に「Acoustic Center Sync(アコースティック・センター・シンク)」。
これは、テレビのスピーカーを「センタースピーカー」として活用し、サウンドバーと協調させる機能です。これにより、セリフが画面の真ん中から聞こえてくる「映画館と同じ体験」が可能になります。
この機能を使いたいなら、テレビもサウンドバーもSONYで統一するしかありません。これが、私たちが「指名買い」をする最大の理由です。

【階級 1】BRAVIA 9 (XR90):Mini LEDの「皇帝」
ターゲット: 予算に糸目をつけない人。明るいリビングで映画もスポーツも最高画質で見たい人。
SONYが「有機ELを超えた」と自負するフラッグシップです。
最大の特徴は、圧倒的なピーク輝度と、数千分割のローカルディミング(部分的消灯)制御。
RTINGS.comのデータによれば、その明るさは有機ELの約2〜3倍。
直射日光が差し込む日本のリビングでも、画面が白っぽくなることなく、鮮烈なHDR映像を描き出します。
プロの視点:ここが凄い
- 明るさは正義: 昼間のバラエティから夜の映画まで、環境を選ばない万能選手。
- 視野角と反射: 「X-Wide Angle」「X-Anti Reflection」搭載で、斜めから見ても色が薄れず、照明の映り込みも皆無。
唯一の弱点
- 価格: 完全に富裕層向けプライスです。
- 暗室性能: 完璧な暗闇での映画鑑賞なら、依然として有機EL(A95Lなど)の「完全な黒」には一歩譲ります。

【階級 2】BRAVIA 8 (XR80):有機ELの「正統」
ターゲット: やっぱり「黒」の沈み込みが好き。でもLGではなくSONYブランドで揃えたい人。
Mini LEDが主流になりつつある中、SONYが残した「有機EL(OLED)」のラインです。
画素そのものが発光するため、星空のようなシーンでのコントラストは無限大。
プロの視点:ここが凄い
- 完全な黒: 部屋を真っ暗にして映画を見るなら、没入感はMini LED以上です。
- 極薄デザイン: 有機ELならではの薄さは、壁掛けにした時の美しさが段違いです。
正直な懸念点
- コスパの悪さ: 正直に言います。パネル性能だけ見れば、LGのC5やG5の方が安くて高性能な場合があります。「SONY連携機能」にどこまで価値を感じるかが判断の分かれ目です。
- 焼き付きリスク: 最新モデルでは大幅に改善されていますが、構造上ゼロではありません。心配な方は以下の検証記事も合わせてご覧ください。

【階級 3】BRAVIA 7 (XR70):賢者の「最適解」
ターゲット: 予算を抑えつつ、ハイエンドに近い画質が欲しい40代。ここが本命です。
実は、搭載されている映像エンジンは最上位の「9」と同じ「XR Processor」。
それでいて価格は大幅に抑えられています。では、何が違うのか?
それは「視野角」と「反射防止コーティング」です。
「9」に搭載されている広視野角技術や強力な反射防止が、「7」にはありません。
しかし、逆説的に言えば、「ソファの正面でしかテレビを見ない」という人にとっては、「9」との画質差を感じることは難しいでしょう。これが、私が「賢い投資」と呼ぶ理由です。
プロの視点:ここが凄い
- 圧倒的コスパ: エンジンは最上位。正面画質は「9」に肉薄。
- Mini LED搭載: このクラスでもしっかりMini LEDを採用しており、黒の締まりは十分です。
正直な懸念点
- 斜め視聴に弱い: キッチンから斜めに見ると、色が白っぽく見える可能性があります。
- 映り込み: 昼間、窓の光が画面に反射しやすいです(カーテン必須)。

【階級 4】BRAVIA 5 (XR50):地デジ専用機
ターゲット: とにかくSONYがいい。主な用途はニュースやドラマ。ゲームはしない。
プロの警告:ゲーマーは買ってはいけない
このモデルは、上位機種とは明確に「別物」です。
最大の注意点は、応答速度が遅いこと。
PS5の性能(120fps)を活かせません。また、ローカルディミング機能も非搭載または簡易的で、映画の「黒」はグレーっぽく浮きます。
「SONY」のロゴがついたテレビが欲しいだけなら止めませんが、ホームシアター体験を求めるなら、悪いことは言いません。もう少し頑張って「7」にするか、他社の同価格帯(TCLなど)を選すべきです。

【プロの比較】スペックでの決定的差
| 比較項目 | BRAVIA 9 (XR90) | BRAVIA 8 (XR80) | BRAVIA 7 (XR70) | BRAVIA 5 (XR50) |
|---|---|---|---|---|
| ターゲット | 富裕層 リビング派 | 有機EL 信者 | 40代の 賢い最適解 | 地デジ ニュース |
| パネル | Mini LED (QLED) | OLED (有機EL) | Mini LED (QLED) | LED (直下型) |
| 映像 エンジン | XR Processor (最上位) | XR Processor (最上位) | XR Processor (最上位) | Standard (下位版) |
| 視野角 反射防止 | 超広角 低反射 | 広角 低反射 | 標準 標準 | 狭い 反射あり |
| ゲーム (120Hz) | ◎ 対応 明るさ最強 | ◎ 対応 応答速度◎ | ◎ 対応 コスパ◎ | × 注意 応答速度▲ |
| 価格 (65v型) | 約40万円台後半 (高級) | 約40万円台半ば (高め) | 約20万円台後半 (狙い目) | 約20万円台半ば (割高) |
| 在庫 確認 |
Amazon
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※価格は執筆時点の実勢価格目安。BRAVIA 5はゲーム用途では推奨しません。
妥協して「5」を買い、カクつくゲーム画面に5年間イライラするより、飲み会を数回我慢して「7」を買う。それが「賢い大人の投資」ではないでしょうか?
Amazonが配送も早く、価格も最安値の傾向にあります。まずはAmazonの在庫と価格をチェックし、楽天のポイント還元と見比べるのが賢い買い方です。
(※重要)SONYを選ぶなら「音」で完成させろ
BRAVIAを買って、テレビのスピーカーだけで満足するのは、フェラーリを買って公道しか走らないようなものです。
SONY独自の「Acoustic Center Sync」を使って初めて、BRAVIAへの投資は回収できます。
▼ BRAVIA 9 / 8 / 7 に合わせるべき「唯一の正解」
SONY HT-A9M2 (BRAVIA Theatre Quad)
4本のスピーカーを置くだけで、部屋全体が「音のドーム」になる魔法のシステム。サウンドバーの概念を超えています。
▼ マンション派・シンプル派の正解
SONY HT-A9000 (BRAVIA Theatre Bar 9)
一本のバーに13個のスピーカーを凝縮。これ一本とBRAVIAの連携で、驚くほど音が広がります。

画質・音質チェックのための必須環境
最高のBRAVIAとサウンドバーを手に入れても、観ているのがYouTubeの低画質動画では、宝の持ち腐れです。
Dolby Atmosと4K HDRの「真の実力」を引き出すには、適切なVOD選びが必須です。

FAQ:よくある質問
まとめ:あなたの「正解」はこれだ
最後に、もう一度整理します。
- 予算無制限・リビングの王様になりたい → BRAVIA 9
- 有機ELの黒が好き・SONY連携重視 → BRAVIA 8
- コスパ重視・正面視聴メインの賢い投資 → BRAVIA 7
- テレビはニュースが見れればいい → BRAVIA 5(※シアター派は回避)
在庫状況は常に変動します。特に「7」のクラスは人気が集中しやすく、入荷待ちになることもしばしばです。
欲しいと思った時が、買い時です。価格チェックだけでも済ませておきましょう。
Amazonが配送も早く、価格も最安値の傾向にあります。まずはAmazonの在庫と価格をチェックし、楽天のポイント還元と見比べるのが賢い買い方です。
「SONY以外も見てから決めたい」という慎重なあなたへ。
LGやTCLも含めた、全メーカーの客観的スコア一覧(沼回避マップ)を用意しました。BRAVIA 7がどれほど「賢い位置」にいるか、データで確認してみてください。

