40代を迎え、念願の大型テレビとサウンドバーを導入した。映画もゲームも異次元の没入感だ。…しかし、ふとテレビの裏側を見て愕然とする。電源ケーブル、HDMIケーブル、アンテナ線がとぐろを巻き、ホコリまみれの「配線地獄」がそこにある。
「せっかく高い機材を揃えたのに、これじゃ台無しだ…」
「なんとかしようと『ケーブルボックス』を検索してみるが、どれもピンとこない」
スマートホームシアターのコンシェルジュとして20年以上、様々なお宅を見てきた私、ナオキから言わせてください。その悩み、痛いほどわかります。そして、巷の「おすすめ配線グッズ10選」のような記事は、あなたの悩みを根本的には解決してくれません。(詳しくは「スマートホームシアター」とは何か?で解説しています)
この記事では、無責任なランキングは一切排除し(私がランキングを書かない理由はこちら)、プロの私が「失敗しない・沼にハマらない」ためにたどり着いた、テレビ裏の配線地獄を“完全終了”させるための具体的な「3つの手順」と「これ一択のアイテム」だけを、理由とともにお伝えします。
もう無駄金を使うのはやめにしましょう。賢い投資で、見えない部分までスマートなシアター環境を手に入れていきましょう。
テレビ裏の配線地獄を終わらせる最短の答えは、巷で人気の「ケーブルボックス(隠す収納)」を買うことではありません。あれはホコリの温床となり、結局中でケーブルが絡まる“沼”の入り口です。
40代の賢い大人の正解は、「浮かせる」「束ねる」「整える」の3ステップ。そのために必要なアイテムは、以下の3つだけ。結論、これ一択です。
- 【浮かせる電源タップ】エレコム ECT-1530BK
- 強力磁石でテレビ裏の金属部に貼り付け可能。ACアダプタが干渉しない神配置の10個口。
- 【束ねるスリーブ】サンワダイレクト 200-CA064BK
- ハサミでカット自在。後から巻き付け可能も簡単なメッシュタイプ。
- 【整えるバンド】マジックテープ式 結束バンド (幅10mm/3m巻)
- 余ったケーブルを処理する最終兵器。カット自在でコスパ最強。
この記事では、なぜこの3つが「最適解」なのか、そして具体的な整理手順を徹底的に解説します。
▼結論のアイテム3点セット
なぜあなたのテレビ裏は「配線地獄」になるのか?
ナオキわかります。せっかく良いテレビとサウンドバーを置いても、ケーブルがごちゃごちゃだと台無しですよね。来客時に見られるのも恥ずかしい。でも安心してください。原因は驚くほどシンプルです。
原因は以下の3つに集約されます。
- 原因1:電源タップ(タコ足配線)が床に直置きされている
- これが諸悪の根源です。床にあるからホコリが溜まり、掃除機もかけにくい。そして、床にあるケーブルは必ず“とぐろ”を巻きます。
- 原因2:複数のケーブルが「むき出し」で床を這っている
- テレビ、サウンドバー、レコーダー、ゲーム機…。それぞれから伸びる電源ケーブルやHDMIケーブルが、何の処理もされずに床や壁を這っている状態です。
- 原因3:余ったケーブルの「長さ」が処理されていない
- 多くのケーブルは必要以上に長く作られています。その「余り」を針金タイラップなどで適当に縛った結果、不格好な“塊”があちこちにできあがってしまいます。
うわっ…全部当てはまります。



ですよね。そして、多くの方がこの地獄から脱出するために、次のような“間違った”行動に出てしまうんです。
巷の「おすすめケーブルボックス」では根本解決しない“罠”
とりあえず、おしゃれな「ケーブルボックス」を買って、全部その中に突っ込んで隠そうと思うんですが…



お待ちください! それが一番の”沼”の入り口です。
巷のランキングサイトでは「ホコリを防げる」「見た目スッキリ」とケーブルボックスが推奨されがちですが、プロの視点から見るとデメリットが多すぎます。
- 罠1:結局、ボックス内で“地獄”が再生産される
- 見えなくなるだけで、ボックスの中では電源タップと余ったケーブルがぐちゃぐちゃに絡まっています。
- 罠2:ホコリの温床となり、むしろ掃除が面倒になる
- ボックス自体がホコリを被り、掃除のたびに重いボックス(と中身)を持ち上げる必要があり、非常に面倒です。
- 罠3:熱がこもり、安全とは言えない
- 多数のACアダプタや電源タップを密閉空間に入れるのは、排熱の観点から推奨できません。
確かに…。結局、根本解決になってないんですね。



その通りです。結論、40代のスマートな整理術は「隠す」のではなく「浮かせる」ことです。床に何も置かない。これが鉄則です。
【プロの結論】配線地獄を終わらせる「3つの手順」と“これ一択”のアイテム



無駄金を使わず、最短でスマートなテレビ裏を実現する手順は、たった3つです。そして、そのために必要なアイテムも、私が20年の経験で厳選した「これ一択」の製品だけを紹介します。


手順1:【浮かせる】電源タップは「磁石付き・側面ポート」一択
配線整理のキモは、すべての元凶である「電源タップ」を床から剥がすことです。これを制する者が配線整理を制します。
そして、そのための「これ一択」が、エレコムの電源タップ ECT-1530BK です。





巷には無数の電源タップがありますが、私がテレビ裏用としてこれ一択と断言するのには、明確な「スペック的理由」があります。
- 理由1:超強力な「ネオジム磁石」で“浮かせられる”
- これが最大の理由です。テレビスタンドの支柱、壁掛け金具の金属部分、あるいはテレビ本体の裏(機種によります)に、ガッチリと貼り付けられます。 これにより、電源タップを「浮かせる」ことが可能になります。
- 理由2:ACアダプタが絶対に干渉しない「神配置」
- サウンドバーのサブウーファー用、ゲーム機用、ルーター用…テレビ周りはコンセントと巨大なACアダプタだらけですよね。一般的な電源タップでは隣と干渉して挿せないことも。
- しかしこの
ECT-1530BKは、上側に5個口、側面に5個口という変態的な(褒め言葉です)ポート配置。これにより、どんな形状のACアダプタでも絶対に干渉しません。
- 理由3:十分すぎる10個口と安全機能
- テレビ、サウンドバー、レコーダー、PS5、Switch、Fire TV Stick… 10個口あればまず足ります。もちろん雷サージやホコリ防止シャッターも完備。
なるほど!床置きがダメなら、磁石でくっつけちゃえばいいんですね!しかもACアダプタが干渉しないのはストレスフリーだ…。



まさに「賢い投資」です。まずはこの「浮かせる電源タップ」を導入し、すべての電源をテレビ裏の空中に集約させてください。
▼口コミとプロの見解:ECT-1530BK
ネガティブな口コミ例: 「思ったより磁石が弱くて、ACアダプタの重みでズレてくる」
ナオキの解説:
お気持ちはわかりますが、これは製品の問題ではなく、貼り付け先の「材質」の問題がほとんどです。ネオジム磁石は強力ですが、相手が「薄い鉄板」や「塗装が厚い部分」だと保持力が落ちます。テレビスタンドの“支柱”や“ベースプレートの分厚い金属部分”、あるいは(後述する)壁掛け金具のフレームなど、しっかりとした厚みの金属に貼り付けるのが鉄則です。設置場所さえ間違えなければ、まず落ちませんよ。
手順2:【束ねる】ケーブルスリーブは「後巻きメッシュ」一択
電源を浮かせたら、次は各機器から電源タップやテレビに向かうケーブル類を1本にまとめます。
ここで多くの方が、100均の「スパイラルチューブ」や「プラスチック製結束バンド」を選んで失敗します。スパイラルは巻くのが地獄のように面倒ですし、結束バンドは一度締めるとやり直しが利きません(=沼)。



結論から言うと、ケーブルスリーブは「メッシュ素材」で「後から巻き付けられるマジックテープ式」、これ一択です。その条件を満たす最適解が、サンワダイレクトの 200-CA064BK です。




- 理由1:圧倒的に作業がラク(後から巻ける)
- すでに配線済みのケーブルを抜く必要は一切ありません。束ねたケーブルの上から、このスリーブを被せてマジックテープで留めるだけ。作業時間は1/10になります。
- 理由2:必要な長さでカットでき、途中から分岐も可能
- 長さは5mと非常に長く、必要な長さでハサミでカットして使えます。また、メッシュ素材の隙間から、好きな位置でケーブルを外に出す(分岐させる)ことも自在です。
- 理由3:柔軟性と通気性
- 柔らかいメッシュ素材なので、配線の取り回しが非常に柔軟。プラスチック製のようにゴワゴワしません。通気性が良いのも安心です。
これは便利…!スパイラルチューブで指を痛めた経験があるので、後から巻けるのは神です。



テレビから電源タップまでの「幹」となる部分、サウンドバーへの「枝」となる部分。これらをごっそり1本にまとめるだけで、見た目は劇的に改善します。
▼口コミとプロの見解:200-CA064BK
ネガティブな口コミ例: 「ハサミでカットしたら、切り口がほつれてきて見栄えが悪い」
ナオキの解説:
これはメッシュ素材の宿命ですね。ですが、プロは簡単な方法で解決します。ハサミでカットした後、その切り口をライターの火でサッと炙る(あぶる)んです。ナイロン素材なので、切り口が軽く溶けて固まり、それ以上一切ほつれなくなります。火傷には十分注意して、自己責任で行う必要がありますが、これで仕上がりが数段スマートになりますよ。
手順3:【整える】最後の仕上げは「カット自在なバンド」一択
手順1と2で、配線の「幹」は完璧に整いました。最後は「余ったケーブル」の処理です。
電源タップECT-1530BKに挿した電源ケーブルや、テレビに挿したHDMIケーブル。どうしても長さが余ってしまいますよね。これを放置すると、せっかく浮かせても裏側でだらしなく垂れ下がってしまいます。失敗しないHDMIケーブルの選び方



ここでも100均の結束バンドなどはNGです。コスパが悪くスマートさに欠けますし、再利用も面倒。プロが使うのは、「マジックテープ式の結束バンド」、これ一択です。


- 理由1:好きな長さでカットでき、コスパ最強
- 3m巻きで399円(※価格は変動します)など、圧倒的なコストパフォーマンス。100均で短いものを何個も買うより遥かに「賢い投資」です。
- 理由2:何度でも再利用可能(=沼にハマらない)
- マジックテープなので、機材を買い替えた時や配線を変更したい時も、剥がしてまた留めるだけ。これが「失敗しない」機材選びの哲学にも通じます。
使い方は簡単。余ったケーブルを適度な輪っかにまとめ、このバンドで数カ所を留めるだけ。そして、その輪っかをテレビ裏の目立たない場所(例:手順1で設置した電源タップの近く)に固定します。



たったこれだけで、余ったケーブルは完全に視界から消え、完璧な「スマート配線」が完成します。
▼口コミとプロの見解:マジックテープ式結束バンド
ネガティブな口コミ例: 「粘着力が弱く、太いケーブルをまとめると剥がれてくる」
ナオキの解説:
これは使い方を誤解されている可能性があります。このタイプのバンドは「ケーブル同士」をまとめるためのもので、ケーブルを「壁」や「機材」に貼り付けるためのものではありません。 あくまで余ったケーブルを“輪っか状”に束ねるのが目的です。粘着力が弱いと感じる製品に当たった場合は、バンドの長さをケチらず、2周・3周と巻き付けることで保持力は劇的に上がりますよ。
【応用編】「テレビ壁掛け」なら配線は“完全消滅”できる



さて、ここまでの手順で、テレビスタンドを使っている方の配線は完璧に仕上がったはずです。





もしあなたが賃貸住まいで、さらに上、「究極のスマートシアター」を目指すなら、私が推奨する「壁掛け金具」と今回の配線術を組み合わせるのが最強の結論です。
壁掛けにすることで、テレビ裏の空間が広がり、ECT-1530BK(電源タップ)や余ったケーブルを隠すスペースが物理的に生まれます。壁掛けが難しい場合の「環境投資」の結論
壁掛けって賃貸でもできるんですか?



できます。そのための「これ一択」の金具と設置方法も、もちろん解説しています。「賃貸OKの最強テレビ壁掛け金具」はこちら
壁掛けとサウンドバーの「吊り下げ」を組み合わせれば、AVラックすら不要になり、配線は文字通り“完全消滅”しますよ。サウンドバーの「吊り下げ設置」でAVラックを不要にする方法
まとめ:配線整理は「アイテム選び」ではなく「正しい手順」がすべて
今回は、テレビ裏の配線地獄を終わらせるための「3つの手順」と「これ一択のアイテム」を解説しました。
巷のランキング記事が推奨する「ケーブルボックス」は、問題を“隠す”だけで根本解決にはなりません。
40代からのスマートな大人の正解は、
- 【浮かせる】 磁石付き電源タップ(
ECT-1530BK)で、電源を床から剥がす。 - 【束ねる】 後巻きメッシュスリーブ(
200-CA064BK)で、ケーブル類を1本化する。 - 【整える】 マジックテープバンドで、余ったケーブルを処理する。
この手順こそが、無駄金を使わず、ホコリとも無縁な「スマートホームシアター」を実現する唯一の答えです。
せっかく手に入れた最高の機材です。見えない裏側まで完璧に仕上げて、本物の「異次元の没入体験」を手に入れましょう。ホームシアターの「環境構築」完全ロードマップ



その第一歩として、まずは床に直置きされた電源タップを「浮かせる」ことから始めてみてください。世界が変わりますよ。
▼配線地獄を終わらせる「これ一択」3点セット
